学童保育は現在においては多様化しており、勉強やレクリエーションといったものだけではなく、
スポーツ面を重視した施設も存在しています。
主にフィットネスクラブを運営している民間の会社によるものが多く、勉強だけではない、
運動系の習い事をさせたいと思う親御さんの需要に応えています。
こうした学童保育施設では、サッカーやバスケットボール、テニス、陸上競技、水泳といった様々な種目を、専門のインストラクターの指導のもとに取り組む事が可能となっています。
スポーツ系学童のメリット
フィットネスクラブといった民間のスポーツ系学童にお子さんを預けるメリットには、学童保育の延長線上にあるものとしてスポーツに親しむことができる、という点があげられます。
親御さんが「スポーツができる子供に育って欲しいな」と思っていても、無理やりスポーツクラブに入れることは難しいかもしれませんね。
お子さんに「なんで習い事をしてるんだろう」「わたしには向いていない」といった不安や苦手意識を植え付ける結果となってしまっては本末転倒だからです。
そういった点から、学童とスポーツが自然と一体化している
これらのスポーツ系学童は魅力的な施設と言えるでしょう。
また、体育の授業が苦手なお子さんのためには、
授業の中で不得手としている部分をサポートできるような内容の指導を行っている施設もあります。
公共の学童施設の場合は、校庭で体を動かすことはできても、
きちんとした指導を受けるのは難しい場合が多いでしょう。
また、体育の授業や遊びの中だけでは、知ることができない、触れ合えないスポーツもたくさんあります。
民間のスポーツ系学童施設では、お子さんがスポーツを好きになるきっかけを
作ってあげることができます。
さらに、得意である種目はより得意に、苦手な種目は苦手と感じないように底上げをすることも可能です。
こうしたスポーツ系学童は、単なる保育施設というだけではない、お子さんの可能性を広げる手助けにもなっているのではないでしょうか。