学童指導員は、学童施設に集まる児童達を見守り、指導する立場の職員です。
平日の場合は放課後から夕方まで、休日なら朝から夕方までを子どもたちと共に過ごします。
6年生までを預かる施設であれば、子ども達の成長を保護者のみなさんと
一緒になって見守ってくれる、とても身近な存在と言えるかもしれませんね。
■学童指導員の仕事
学童指導員の最も大切な役割は
「子ども達が放課後(休日ならば一日)を安全に過ごせるよう見守ること」です。
児童の数に対して、学童指導員の数は少なくなってしまう施設がほどんどです。
そんな中でも、子ども達の安全を第一に優先することが学童指導員には求められているのです。
また、「学童指導員はとにかく体力勝負」と言った声も聞かれます。
放課後とは言えまだまだ元気な子ども達を取りまとめるのですから、
生半可な体力では勤まらないでしょう。
また、子ども達の勉強時間には監督するだけではなく、
子ども達の質問にも対応してくれる指導員の方もいます。
■指導員に求められるもの
学童にいる子どもは小学校1年生から6年生までの児童です。
それぞれの学年で、それぞれの問題を抱えています。
「小1の壁」や「小4の壁」と呼ばれるようなものから、
もしかすると受験を控えた児童もいるかもしれません。
そういったさまざまな子どもと対面する指導員には、
それぞれの発達段階に応じた対応力や知識が求められていると言えるでしょう。
保護者の立場であればどんな人が指導員なのかは重要な選考要素となり得ます。
不安な場合は体験入所などを利用してお子さんと指導員の相性は良いか見てみるのも良いでしょう。