空手教室は代表的な武道、格闘技である空手の稽古をつけてくれる教室です。
小学生の学童たちの中でもその強いイメージに惹かれることが多く、始めるのも珍しくありません。
もちろん小学生向けの学童コースも多くの道場が取り扱っているので、好きなところに申し込むのがいいでしょう。
特に実績のあるところ、稽古内容を詳しく説明してくれるところなどは申し込みやすいメリットがあります。
■空手教室で学べること
空手教室で学べることは、さまざまな強さを身につけることです。
体が弱かったり、気が弱かったりすることで悩んでいたとしても、それらを強くすることができます。
強くなればそれが自信に繋がりますし、空手以外のたとえば学校での生活における困難にも、強く立ち向かうことができます。
現代の学童において足りない点と言われやすい部分でもありますので、強い子どもに育てたいときは、空手教室を利用するのがいいでしょう。
空手は相手を攻撃するというよりは、自分を守るための意識が強くあります。
そのため、他者を攻撃する子どもになってしまう恐れはなく、むしろ困難を防ぐための技術を身につけることができます。
子どもが成長していけば必ず困難にぶつかることもあるので、そんなときでも力強く跳ね返すことのできる能力がほしいものです。
物理的な障害はもちろん、精神的な障害に対しても、空手で培った技術は有用です。
なので、ただ勝つこと以上の成果がお子様にもたらされるのです。
■礼儀を重んじる
他にも、空手には礼儀を重んじる特徴があります。
民間学童でも礼儀や挨拶は重要視していますが、挨拶はもちろんその場の中でのルールがあるので、それにならうことによってマナーの習得に繋がります。
今はどこの道場でも武道で培ったことを社会でも使えるようにという意識があるため、社会性を早くから鍛えるのにも向いています。
心技体を磨き、社会性、マナー、コミュニケーションをお子様に身につけさせたいときに考えるといいでしょう。
ただし、ただ杓子定規的にお子様を縛るよりは、柔軟に個性を伸ばしてくれるような道場のほうがいいでしょう。
ルールやマナーへの理解も大切ですが、厳しく言い聞かせるのもやりすぎては逆効果です。
やはり一番は空手を、武道を楽しむことなので、それぞれのお子様に合った稽古をつけてくれる道場を選ぶべきです。
■実際の稽古内容
どのような稽古内容かについては、まず準備運動があります。
何事も本格的に動く前に準備をしておくことでパフォーマンスをよくします。
そしていよいよ技術の習得、練習を終えた後、試合に入ります。
もっとも最初は本気の試合ではなく、練習した技を確かめる程度のものであるとハードルが高くなくていいでしょう。