現代の学童の運動能力について。

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☆現代の学童の運動能力について

様々な視点から延べられる現代の学童の運動能力について。
民間の学童施設は、近年スポーツに重点を置いている施設が多くなってきました。

もちろん背景には、保護者の方々のスポーツや運動面への期待や重要視する姿勢があります。
昔と比べてどの様に変わったのか、色々とまとめます。

■学童の各運動能力は低下傾向
学童の各運動能力は低下傾向 文科省が公式に発表している資料によると、約80年前から引き継いでいる資料を元に考えた場合、昭和50年頃を境に、学童の各運動能力は低下が続いているようです。

数値上での実際の運動能力も、定期的な取得データを元に比較をしても、低下が多くみられます。
持久走のデータを見ても、明らかに数値が落ちています。

また、特に言われている点は、運動能力の格差が広がっている点です。
常時運動をしている子と、そうでないこの差が大きいという事です。

スポーツに常時携わっている学童は、やはりある程度の運動能力は習得できるでしょう。
それに対して、スポーツをしていない学童は、非常に数値が低いという状況です。

現在の日本では運動をする施設や機会が少なくなってしまっていることも背景としてはあるのかもしれません。

男の子であれば、サッカーや野球、あるいは武道といったスポーツの習い事をさせる事で一定の運動能力を確保できます。

学童にスポーツを求める保護者の方は、このような背景事情を元に、放課後の習い事の一環で学習能力・コミュニケーション能力に加えて同じくらいのウェイトで運動能力の向上も考えているのだと思われます。

■体格は良くなっているのに、運動能力は低下
体格は良くなっているのに、運動能力は低下 一方で文科省の発表された資料を見てみると、個々の学童の体格というのは、昭和46年時点と比べても身長、体重共に向上しているとされています。
つまり体格は良くなっているのに、運動能力は低下しているという構図です。

身長が伸びれば、体力・運動能力ともに向上するのが一般的な考え方ではありますが、これが逆になっているというのは、よほどの運動不足と考えるのが妥当だと思われます。

ベースにあるのは、運動の仕方ではなく機会の損失ではないでしょうか?

出来る限り、幼いころから子供達をスポーツに関わらせたいと思っても時間がない、あるいは共働きでお習い事へ通わせることができないといった悩みをお持ちの保護者の方には、スポーツ重視の民間学童はお勧めの新しい解決策の一つだと思われます。

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